とあるバイク乗りの日常

趣味ネタ日記です。

セカンダリーバルブの撤去

GIproだけでは物足りず、ついにセカンダリーバルブの撤去を行いました。

作業をするにあたり、ネットで入念に情報を収集。
行き着いたのは、最強伝説のフォーラムさんで、作業の仕方の詳細記事を参考にしました。
写真つきで分かりやすく説明されていたのでとても助かりましたです。
あとは正確、安全に作業をするために必要な工具を入手することにしました。
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・ガス触媒によるホットブロー、半田ごてが利用できるコテライザー
・JIS規格、2番のプラスドライバー
・ネジすべり止め液
これらは全部アマゾンのサイトで通販購入。便利な時代です。

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週末がやってきました!
まずは、スロットルボディーにアクセスするために、インナーパネル、サイドパネル、タンクカバーをサクサクと取り外し♪
うんうん、順調♪順調♪

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タンクを持ち上げて、なぜかGIVIのモノキーベースがあったので、それで固定(笑)
燃料ホースは取り外す必要はありません。

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銀色のカバーを取り外すと・・・・・

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今回のターゲットを確認!
なかなか、面白い場所にありやがる(爆)
モノコックフレームが良い感じで邪魔してますし。

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左側から、1番、2番

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さらに3番、4番

コテライザーのホットブローで、順番にネジを20秒くらい暖めてネジロックを無効にしつつ、サクッと手早くドライバーで緩めてネジを外していく・・・

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あっ・・・(ToT)
やってしまいました・・・
いきなり2番目のバルブのネジを舐めてしまいました。。。おおおおお・・・
どうにもこうにも、緩まないわ、鉄くずが出るわで、エンジンも壊しそうな状況に・・・
やばいです・・
とりあえず、他のバルブを先に、慎重~~~に撤去作業。
なんとか、3つのバルブは撤去完了!
・・・
どうしよう(泣)
大作業だけど、スロットルボディーを車体から外すしか・・・
しばらく考えた末、ネジを掴んで回す最後の賭けをしてみることにしました。

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そんな特殊工具は、会社に行かないとないので、近所のホームセンターに駆け込み¥2,180で「ネジザウルスGT」を購入。

帰宅して、再度撤去に挑戦!!!
・・・
狭い!狭過ぎるよ!!!
持ち手を上手く握れないので、力も入らないです。
しかし、試行錯誤しているうちに、手を突っ込んで握れるポイントを発見。
すぐさまホットブローでネジを暖めて、グイッとまわすと・・・
緩みました!
ココまで来れば後はなんとかなると確信。
時間をかけながら、ちょっとずつネジを掴んで回すこと15分。
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ふぅぅぅぅ・・・外れました(安堵
一時はどうなることかと思いましたが、作業完了。

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1番、2番の様子
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3番、4番の様子

メインのバルブはアクセルを回さなければ開きませんので、万が一ネジやゴミを落としても、あわてずに作業すれば回収できますし、エアや掃除機でゴミも吸い取れます。
燃焼室に落ちたら、バイク屋に入院確実ですので、細心の注意が必要です。
もちろんそのときはエンジンを始動してはいけません。一発で壊れます。

そんなこんなで、ココに書くネタのために、本当にネジが上手く舐めてくれました(笑)
。。。
いえ、実際はかなり青ざめていました。
炎天下でポツ~~んと、バイクの横で途方にくれるアラフォーの姿は悲しいものです。
頭の中を「自己責任!」という文字がグルグルとエンドレスに回っていました。
結果としては無事?作業は完了しましたが、もうやりたくないです。

さて、長らく待ち望んでいた試乗の時間です!
セルを回してエンジン始動。
目覚めはいつも通り元気です。
アクセルをあおってみると、ブオ~ンと元気もいい。

走り出すと、アクセルのレスポンスが以前にもまして良い感じです。
以前にGIproを取り付けた際に「ゴム加速無くなった」とか書いた記憶があるのですが、本当に「ゴム加速」ではなくなり、トルクが下から出ていて加速も良好。
気をつけないと、タイヤがあっという間に交換時期になりそうですね。
右手とシンクロするレスポンス。
悩んだ末ですが、やってみてよかったチューンでした。

作業、作業後の運転には注意が必要なチューンですし、メーカー保証はなくなると思われますので、あくまでも自己責任ということを忘れないで下さいね。

作業するにあたり、ZZR1400のブログ、サイトを色々見させていただき、参考にさせていただきました。
自分も情報を公開することによって、何かのお役に立てればと思います。
素晴らしいZZRライフを!!!