とあるバイク乗りの日常

趣味ネタ日記です。

パワーコマンダーV クイックシフター導入

クイックシフター導入編!
 
結果から発表!!!
’10 ZZR1400のノーマルステップに取り付けると以下のようになります。
イメージ 1
並行輸入品のライナーシフトセンサー(型番4-116)には、穴あけ用の電動ドリルの刃、ステー、ネジ、スペーサー2種類、ナイロンナット、タイラップが付属してました。
マニュアルらしき紙は一切無し・・・でしたw
 
’10 ZZR1400だと、電動ドリルがあれば付属のものだけで取り付けできます
1.スピードセンサーを固定しているネジを外して、そこにスペーサーを挟み、ネジを利用してステーを固定。
使用するステーの横穴はネジ穴加工されていたので、ドリルで切削してしまいました。
2.ノーマルシフトチェンジレバーにドリルで穴をあける。
3.ライナーセンサー上側は、M6のナットでステーに固定(ロッド調整パーツは不使用)
イメージ 2
 
4.ライナーセンサー下側は、M5のキャップボルト(付属ネジ利用でもOK)で、穴あけ加工済みのシフトレバーに、適宜ワッシャーを挟んで固定。
シフトレバーは、取り付けの都合で約1mmか2mmほど外側にオフセットしてます。
イメージ 3
センサーロッドに横線が刻まれており、横線とセンサー本体の距離が約15mmになるようにロッドで設定するみたいです(USA公式HPのインストールビデオ参考)
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5.PCV設定ソフトで、以下のメニューを選択
イメージ 5
 
6.Quick Shifterの項目にチェックを入れる
イメージ 6
 
7.Configureを選択すると以下のウインドウが表示される。
イメージ 7
 
Modeはギアのキャリブレーションをしておくと、Gear Dependentが選択可能になり、各ギア毎のKill Time(mSec)燃料カットする時間を個別に設定できます。
デフォルトでは、たしか60が設定されてましたが、レーサーな人のシフトアップ時間らしいので、自分にはちょっと短い気がしたので、上記画面のように設定してます。
これは各個人のシフトフィーリングで設定してください。
Switch StyleはNormally Openを選択(後述の設定トラブル編で詳細記述します)
Minimum RPM(シフターが作動する最低エンジン回転数)3000回転以上で作動
Shift Intervalは250のまま
Kill Modeはkill Fuel Onlyを選択・・・というか、自分のパワコマ環境ではこれしか選べないw
 
設定を完了したら、OKをクリックして6番の画面に戻って、そこでまたOKをクリックして、設定を完了させたら終了。
 
いやぁ、かんたんですね・・・・
 
設定トラブル編(爆)
実は、ここに至るまで2日間かかりました(笑)
センタースタンドで試したときは、アクセル開けたままバンバンシフトアップ出来たのですが、実際に走ってみると、アクセル開けたままではシフトチェンジできねーーーー(ToT)
全然ペダルが上がらない・・・
 
結局、いつも整備でお世話になってるお店に駆け込んで相談。。。
別の支店で取り付けしたメカニックさんがいると聞いて、そちらを紹介してもらって移動。。。
店舗に到着して、メカニックさんに見てもらったところ、取り付け方法に問題はなさそうなので、なんらかの設定、調整がうまくいってないらしいという判断で、車両を預けて調整依頼をするか、今のPCVの設定やセンサーロッドの調整の話を元に自分でもう少し頑張って調整してみるか選択することに。。。
やれることは全部自分でやってみよう!!!
それでもダメだったら、取り付けから改めてお願いすることをメカニックさんに伝え、お礼を言って店を後にしました。
帰り道に持参してたデジタルノギスで、何度もミリ単位でセンサーロッドの長さ調整をしてみましたが、ダメ・・・(泣)
 
そこであることに気が付いた!
アクセル開けたままシフトアップしようとしてもペダルは上がらないが、ペダルの足を戻した瞬間に燃料カットされてるような失速感があるということ・・・
これっておかしくね???
プッシュタイプのセンサーなら、押された瞬間に燃料カットされるはず・・・
色々考えていると、PCVのシフター設定(上の画像7参照)に「Switch Style」という項目があり、Normally OpenとNormally Closeが選択できる。
実はここの設定が適切でなかったみたいで、最初はNormally Closeを選択していたのです。
「常時閉じ」のNormally Closeは、接点から離れた時に作動するプルタイプのセンサー用でしょ(笑)
自分が取り付けたライナーセンサーは、常時検知する接点から離れていて、ペダルを上げると同時に接点検知して作動するプッシュタイプ。
 
そのため、PCVのシフター設定でNormally Close(常時閉じ)なのにセンサーがプッシュタイプだと、プッシュされても当然それは常時閉じているのが通常なので燃料カット動作しない。
しかし、プッシュされて検知接点から離れた瞬間(上がらないペダルから足を戻した瞬間)に
PCV「おっ!センサー作動だな!よし!燃料カット!!!」
ということになり、一瞬の失速感が発生するという状況だったのでした。
 
答えが分かれば簡単!
速攻で、これまた持参してたノートPCを繋いで、PCVのシフター項目をNormally Openに修正して走り出して試してみると・・・
アクセル開けたままスコスコ、シフトアップできる(笑)
さすがにシフトアップする回転数に無理があるとシフトショックが大きいですが、回転数が適正ならばレーサーのようにアクセル開けたままスムーズにシフトアップ出来ます!
なんかムダに加速してみたくなりますね(笑)
別にサーキットを走るわけでもないのですが、普段の発進加速が楽チンスムーズに♪
 
というわけで、クイックシフター無事に取り付け完了。
スピードセンサーと共締めのステーがムダに長いので、時間見つけて綺麗に加工しようと思います。
 
P.S.
一応、ここに書いてあることには間違いがあるかもしれませんのでご了承ください。
あぁ・・・、自分って文章書くの本当下手だなぁと実感。
趣味ブログだし気楽にやらせてもらいます(笑)